「はたらく」についてもう一度問い直す。学生が企画する対話型の合同説明会。

学生の疑問から生まれた、「はたらく」を問い直すキャリアイベント

はたらく 合同説明会 就職 採用


従来の合説への疑問

-Backgrounds

多くの学生が参加する合同就職説明会。企業にとっては学生との重要なタッチポイントであり情報発信の場。もちろん学生にとっても卒業後の行く末を決めるための大切なプロセスです。一日で多くの企業情報を持って帰れるという点で、合同説明会は就職・採用プロセスにおいて大きなメリットがありますが、「企業側の一方的な情報発信」にとどまっているという点で、違和感を覚えました。

せっかくたくさんの人が集まる場。それはつまりたくさんの仕事観=「はたらく」が集まる場所です。もっとざっくばらんに話せないか?
もっと違う形で、企業の魅力が伝わらないか?
そんな問いをもって生まれたのが「はたらく人」の展示会です。

「単純な企業情報はパンフレットやHPを見ればわかる」
「もっとそこでしか聞けない想いを聞きたい」

そんな学生の声を大事にしたイベントです。


「はたらく」ことそのものを問い直す対話を

-Planning

企画の中心を「対話」に据えて、イベントを構成しました。従来の合同説明会であれば、企業からのプレゼンテーションを30分聞いたのち、質疑応答。という形が一般的ですが、その形では学生の参加感を満たせず受け身でたくさんの情報を受け取るだけになってしまいます。本イベントは企業ごとにテーブルを設け、「はたらく人」「学生担当者」「参加者」でテーブルを囲み、40分間の座談会を実施するという形式で組まれています。さらに、対話内容に関しても「できるだけあなた(はたらく人)のお話をしてください。」と担当者様にお伝えをしています。会社のスライド説明もいいのだけれど、はたらく人が何を思い、どんなやりがいをもって日々の業務にあたっているのか。その環境はどんな環境で、どんな人がいるのか?はたらく人として、あなたにしかできない話で学生と繋がってほしいと思っています。

ここでカギとなるのが企画運営メンバー兼学生担当者です。彼らが当日、各テーブルのファシリテーターとして学生と「はたらく人」の対話の間を取り持つ重要な役目を果たします。
学生はもちろん、企業の人だって「あなたのはたらくを教えてください」なんて言われれば戸惑うもの。学生担当者とはたらく人の事前打ち合わせを行い、学生に何を伝えていくのか、40分をどのように使っていくのかという方針を固めた上で当日に臨みます。
実際に就職活動を頑張る彼らがテーブルの雰囲気づくりをするからこそ、より深まった対話が展開できます。

さらに、参加学生が「はたらく人」の展示会に臨むまでの参加環境も綿密に構築。本イベントを2Days Internshipの2日目に設定し、1日目には自己理解を促すコンテンツを実施しています。

自分の経験の棚卸や、自分の価値観の言語化をした状態で参加することで、「はたらく人」との対話も一層楽しめるというもの。学生たちは二日間で多くの言葉に触れ、自分の価値観や「はたらく」を何度も問い直していきます。


「はたらく人」への興味から就職活動へモチベート

-Value

これまで5回にわたって開催してきた「はたらく人」の展示会。主に6・7月期のインターンシップ募集、2・3月期の本選考募集のタイミングで開催をしてきました。50社超の企業様、500名を超える学生にご参加いただき、「はたらく」を深めあう場として機能しています。

参加学生はイベント後、興味をもった企業が開催する会社説明会やインターンシップに参加することが一般的です。なかには、「はたらく人」と個別に連絡を取り合って食事に行き、そのまま採用となるケースも。従来の就職活動に見られる画一的な企業との出会いからは想像しえない出会いの場となっています。


参考資料

Appendix

過去参加学生の属性

1回目開催時の様子

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